アフガニスタン前大統領、「国内のテロや過激派の原因は米国」
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アフガニスタンのカルザイ前大統領が、同国でテロや過激派が発生する原因はアメリカであるとしました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
7月 05, 2021 17:20 Asia/Tokyo
  • アフガニスタンでの米軍
    アフガニスタンでの米軍

アフガニスタンのカルザイ前大統領が、同国でテロや過激派が発生する原因はアメリカであるとしました。

タスニーム通信によりますと、カルザイ前大統領は4日日曜、発言の中でアフガニスタンでの外国軍駐留は失敗だったと述べ、「米国がわが国に侵攻する以前は、テロや過激派は国内に存在しなかった」としました。

続けて、「米国は、アフガン侵攻当時から繰り返し、自国の任務は過激派と戦いアフガン国内に安定を確立することだと宣言していたが、アフガンの現在の危機的状況に目を向ければ、その任務は今現在、完全に失敗していると言える」と指摘しました。

また、「テロ組織ISISは、米国とNATO北大西洋条約機構の兵士らが駐留している間に、彼らが公言していた任務と裏腹に結成された」と説明しました。

アメリカは、20年にわたるアフガニスタンでの軍事駐留の後、2021年9月11日までに兵士を同国から撤退させることを発表しました。

アメリカとその同盟諸国は、アフガニスタンでのテロとの戦いと安全保障を口実に、2001年に同国へ侵攻しました。この占領行為は、アフガニスタンで戦闘、衝突、経済インフラ破壊を引き起こし、同国の情勢不安やテロ勃発、麻薬生産増加につながりました。

 

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