アフガン・ガズニー市がタリバンにより陥落
8月 12, 2021 18:05 Asia/Tokyo
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アフガン・ガズニー市がタリバンにより陥落
アフガニスタンの反体制派組織タリバンが、同国東部ガズニー州の州都ガズニー市を支配下におさめました。
IRIB通信が、アフガニスタン首都カーブルから伝えたところによりますと、タリバンの報道官は12日木曜、ガズニー市の市役所庁舎、警察司令部、刑務所、その他政府機関を掌握したと主張しました。
ガズニー市はここ数週間、タリバンによる激しい攻撃にさらされていました。
ガズニー市の陥落が公式に確認されれば、ここ1週間でアフガニスタン国内の9つ目の州都がタリバンの手に落ちたことになります。
前日夜も、南部カンダハールの刑務所がタリバンに支配され、囚人たちが解放されました。
国連事務総長報道官のステファン・ドゥジャリク氏は、タリバンの攻撃により、2021年初頭から現在までにアフガニスタンで39万人が難民となったと発表しました。
この数週間、タリバンの勢力は、アフガニスタン各州への大規模な進軍を継続し、激しい戦闘の後、政府軍からの一部の地域の争奪に成功しています。
アメリカは、20年間に渡るアフガニスタン駐留中、タリバンの鎮圧に失敗し、テロ、暴力、戦争、情勢不安、数万人の人々の死亡以外の結果をもたらしていません。
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