中国で、生後11か月の赤ちゃんスノーボーダーが話題に
中国で、生後11か月でまだ歩けない乳児がスノーボードに乗って滑走する様子を映した動画が、大きな話題を呼んでいます。
フランス通信が27日土曜、報じたところによりますと、小さなブーツを履き防寒服を着て、数か月後の北京冬季五輪の会場にもなる首都北京近郊のスキー場に両親に連れられてやって来たのは、生後11ヶ月の王予ジ(Wang Yuji)ちゃんです。
予ジちゃんはインターネットで多くのファンを獲得しており、これまでにソーシャルメディアでの動画再生回数は、数千万回に上っています。
両親が手を離すと、小さなボードに乗った予ジちゃんは、笑って腕も動かしながら、緩やかな斜面を滑らかに下っていく様子が見られました。
幼い予ジちゃんには、方向転換やスピード調整はできないため、障害物に向かえばすぐに抱き止められるよう、親が必ずそばに付き添っています。
初心者にとっては倒れないように立つことさえ難しいスノーボードを、予ジちゃんはどういうわけか自然に滑れるようになったと、両親は驚きを示しています。
母親は、「もし怖がったり嫌がったりしたら、もちろん強制するつもりはなかった」としながらも、予ジちゃんをボードに乗せてみたところ「足をたたいて笑い始めたので、全く怖がらず楽しんでいると分かった」と語りました。
また父親は娘の才能を目の当たりにし、予ジちゃんが大きくなった時に自ら指導できるよう、プロのスノーボードコーチになるための講習を受けようと思っている、と述べています。
予ジちゃんが初めてスノーボードに乗ったのは、家族旅行に出掛けた2週間前のことで、一部の五輪競技の会場となる張家口にある太舞スキーリゾートで、予ジちゃんは毎朝、他の客に交じってスノーボードを楽しんだということです。
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