オーストラリアが米から装甲兵器を導入
1月 10, 2022 19:52 Asia/Tokyo
オーストラリアが、装甲兵器の最新鋭化を行う中で、戦車・装甲車120台以上を35億ドルで購入する契約をアメリカと結びました。
米紙ザ・ヒルのウェブサイトによりますと、アメリカは昨年にこの購入契約に同意し、オーストラリアのダットン国防相も10日月曜、これについて認めました。
オーストラリアはこの契約により、「M1エイブラムスA2」型戦車75台、爆発物除去用装甲車29台、その他の軍用車両数十台を手に入れることになります。
オーストラリアはこの先数年の間に、およそ420億ドルを軍用品購入のために費やすと予測されます。
この契約は、インド太平洋地域で中国に対抗するためアメリカとオーストラリアが行う軍事同盟強化を示す最新の動きと見られています。
これに先立ち、バイデン米大統領はオーストラリアとイギリスの首相らとともに安保枠組み・オーカスに署名し、これに基づきオーストラリアには原子力潜水艦の建造技術が供与されることになりました。この同盟については、中国に加えてアメリカの同盟国であるフランスからも抗議が上がっていました。
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