カザフに平静が戻る;空港が再開し一部地域の非常事態宣言が解除
1月 13, 2022 19:40 Asia/Tokyo
中央アジア・カザフスタンに相対的な平穏が戻ったことに伴い、同国最大都市アルマトイの空港が業務を再開し、国内の一部地域にしかれていた非常事態宣言が解除されました。
IRIB通信によりますと、アルマトイ空港は13日木曜、カザフ首都ヌルスルタン行きの6便の運行により業務を再開しています。
トカエフ・カザフ大統領も、国内の3つの州において非常事態宣言を完全に解除しました。
2022年の年頭からLNG液化石油ガスの価格を2倍にするというカザフ政府の決定は、この国の人々の抗議を引き起こしました。
カザフで今年1月2日から勃発した抗議行動が暴動に発展したことで、トカエフ大統領はCSTO集団安全保障条約機構に支援を求めました。
トカエフ大統領はまた今月11日、国民の意見を考慮に入れながら、専門家の助けを借りて国内の政治改革に取り組むよう議員らに要請しています。
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