イラン外務省報道官、米によるイラン高官への行動制限を批判

イラン外務省のバガーイー報道官は、国連総会出席のために米ニューヨークを訪問しているイラン高官らに対して、米政府が行動範囲を制限したことを批判しました。

【ParsTodayイラン】米政府は今回の国連総会にあたって、同国を訪問するイラン高官らに対し、行動範囲を滞在先のホテルと国連本部の行き来のみに制限するとしました。

バガーイー報道官は23日、自身のXで米国のこの措置について「米国の真の目的は、イランの国連外交を妨害することだ」と記しました。

バガーイー報道官はその上で、「米国によるこの措置で、この1週間だけでイラン外交団が複数の国際会議に出席できなかった」としました。

そして、「イラン高官らに日用品の購入すら許さない米国の措置は、国連本部の受け入れ国としての義務に反しているだけでなく、イランへの新たな敵意を示している」としました。

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