イラン大統領、「いかなる理由であれ米軍のシリア駐留は正当性なし」
7月 20, 2022 19:09 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、「いかなる理由があっても、シリアでの米軍駐留は法的な根拠に欠けており、同軍はこの同地域から撤退しなければならず、シリア全域が同国の合法政権の統治のもとに置かれるべきである」としました。
ライースィー大統領は19日火曜夜、シリア危機解決を目指す、第7回アスタナ・プロセス保障国首脳会議での記者会見において、「今回の会合で、我々はテロとの戦いやこれに関する各国の協力、そしてシリア主権への侵害につながる全ての行動の回避を強調した」としました。
また、「シリア国民への人道支援の継続も強調された」とし、「会合の全参加国はシリア国民の経済、生活上の問題の解決のため、努力すべきだということで意見が一致している」と語りました。
さらに、「参加国の大統領らは、虐げられたシリア国民に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃を非難するとともに、これらの攻撃の停止を強調し、シリアの国民や政府軍への攻撃は同国主権への侵害であり、国際法規への違反でもあるとしている」と述べました。
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