9月 17, 2022 19:36 Asia/Tokyo

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、奇跡のような出来事である、シーア派追悼儀式アルバイン(アラビア語で数字の40の意)の徒歩での行進は、イスラムの預言者とその一門が掲げた、イスラムの旗のさらなる掲揚という神の意志を示すものである、としました。

ハーメネイー師は17日土曜、シーア派3代目イマームホサインの殉教から40日目にあたるアルバインの日に因んだイラン人学生らによる追悼儀式において、「今年のアルバインの儀式は、例年よりも大々的に開催された」としました。

また、アルバインの行進のような重要な出来事に対する、事実を捻じ曲げる勢力や輩の絶え間ない工作に触れ、「イスラムの聖典コーランの永遠に残る重要な2つの文書は、あるいは、“真実の追求への勧告”と“忍耐への勧告”とい文書は、永遠に、特に今日において、われわれにとっての根本的な指示である」と語りました。

さらに、「その忍耐とは抵抗すること、そして疲れを感じることなく、また行き詰まっているなどと考えないことである」と述べました。

イスラム暦サファル月20日に当たる17日土曜は、イマームホサインとその教友たちがイスラム暦61年モハッラム月10日に殉教してから40日目の記念日で、アラビアでアルバインと呼ばれています。この日には、イランをはじめとする世界各国からイマームホサインを敬愛する数百万人の人々が、彼の追悼儀式に参加するため、このイマームの聖廟があるイラク南部カルバラーの町を徒歩で訪問します。

 


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