反イランテロ組織トップが、アルバニア駐在イスラエル大使と会談
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アルバニアの報道各社が、同国駐在のシオニスト政権イスラエル大使が反イランテロ組織モナーフェギン(MKO)の指導者マルヤム・ラジャヴィー氏と会談したことを明らかにしました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
10月 12, 2022 17:07 Asia/Tokyo
  • アルバニア駐在のシオニスト政権イスラエル大使と反イランテロ組織モナーフェギン(MKO)の指導者マルヤム・ラジャヴィー氏
    アルバニア駐在のシオニスト政権イスラエル大使と反イランテロ組織モナーフェギン(MKO)の指導者マルヤム・ラジャヴィー氏

アルバニアの報道各社が、同国駐在のシオニスト政権イスラエル大使が反イランテロ組織モナーフェギン(MKO)の指導者マルヤム・ラジャヴィー氏と会談したことを明らかにしました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビが、アルバニアのメディアの発表として報じたところによりますと、イスラエル大使とマルヤム・ラジャヴィー氏は今月10日、アルバニア南部のキャンプアシュラフで会談し、子供を殺すシオニスト政権と犯罪組織モナーフェギンの関係拡大について討議・検討が行われた、ということです。

モナーフェギンは、国会議員、政府高官、軍関係者、罪のない一般市民をはじめとした1万7000人以上のイラン人および、外国人のテロ暗殺に責任があります。

アルバニアのウェブサイト・Tirana Webは、「イスラエル大使がラジャヴィ代表と会談したことは、同代表が去る9月27日にイスラエル大使館を訪問したことへの返礼としてのものだった」と報じました。

このウェブサイトによりますと、イランでの最近の騒乱・暴動の発生に注目して、イスラエル大使がキャンプ・アシュラフを訪問したことは、イスラエル政府とモナーフェギンとの間の連帯の明確なメッセージだといえます。

犯罪組織モナーフェギンとイランの敵との共謀は目新しい問題ではなく、この組織はこれまでに何度もはイランの人々との敵意を繰り返し示してきました。その代表例は、1980年代に8年間にわたりイラン国民に押し付けられた戦争での、イラクの元独裁者サッダームとの共謀です。

一方で、世界で最も危険なテロ組織の1つであるモナーフェギンを受け入れているアルバニアは最近、イランとの外交関係の断絶を発表しました。アルバニアはこの措置の理由として、イランによるサイバー攻撃を受けた、と主張しています。

最近、クルド系女性マフサー・アミーニーさん(22)の死亡を口実にイラン国内で発生した一連の暴動・騒乱は再び、敵国にとって、イランの内政に干渉し、さらなる暴動を扇動するための機会となりました。

イラン国内の最近の暴動では、アメリカおよび一部のヨーロッパの政治指導者、そしてそれらの国のメディア、さらには西側が支援するペルシャ語メディアが、捜査中のこの悲劇的な事件を悪用し、イラン国民の権利擁護というスローガンで暴徒や公安かく乱者の支援に全力をあげました。しかしその一方で、イランでの数百万人もの市民が街頭や広場に繰り出して暴動や騒乱への反対を示し、自国体制への支持をアピールしています。

 


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