イラン外相、「制裁解除を目指す協議で米を優位にさせることはない」
(last modified Sat, 22 Oct 2022 11:23:02 GMT )
10月 22, 2022 20:23 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「イランは、国家の譲ることのできないレッドラインを維持する論理の枠組みの中で行動しており、制裁解除を目指す協議においてアメリカ側を優位にさせることは一切ない」と語りました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は22日土曜、アルメニアの首都エレバンで記者団に対し、アメリカによる対イラン制裁の解除を巡る協議の経過や、同協議が既に取り組むべき事項から外れたとする米政府高官の発言について、「アメリカは、その言動が矛盾している。3日前にアメリカからメッセージが届き、イランはその返答として、“IAEA国際原子力機関が提起した疑惑は解消されるべきだ”と伝えた」と述べました。

また、アメリカは、最近イランで発生した出来事を煽り立て、政治的・心理的な圧力を行使することで協議で優位に立とうと画策しているとし、「いずれの協議においても、アメリカ側を優位にさせることはない」と語りました。

 


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