イランの貿易取引額が10%増加
11月 09, 2022 23:20 Asia/Tokyo
イラン税関のモッガダスィー総長は、イランの過去7カ月の貿易取引が10%増加したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、モガッダスィー氏は過去7カ月間のイランの貿易取引が重量ベースで8103万トン、金額ベースで601億3300万ドルだったと述べ、金額ベースでは昨年同時期と比べ10%増加したとしました。
モガッダスィー氏はその上で、この7カ月間の非石油製品の輸出は、6128万3000トン/284億600万ドルで、金額ベースで5.6%増加したとしました。
このうち液化プロパン、メタノール、液化ブタン、ポリエチレン、ピッチ、液化天然ガス、アンモニア、鉄鋼、軽油などがイランの輸出品目の上位に入っているということです。
また、イランの輸出先上位5カ国は、中国、イラク、UAE・アラブ首長国連邦、トルコ、インドでした。
現在のイランの第13期政権は、昨年8月の発足以降、外交政策におけるバランス重視、地域・近隣諸国との協力拡大を掲げています。
地域志向、東方重視、上海協力機構などのような地域の協力機関への参加が、上記の政策の例です。