イランで遺伝子治療機器が開発・輸出へ
11月 27, 2022 14:48 Asia/Tokyo
イランのデフガーニー・フィールーズアーバーディー科学技術・知識経済担当副大統領が、国内での遺伝子治療機器の開発・輸出について明らかにしました。
国際通信イランプレスによりますと、デフガーニー・フィールーズアーバーディー副大統領は、小児白血病治療プロジェクト関連の式典において、「我々は、遺伝子治療に関連する製品・機器の開発や輸出について、研究者や知識ベース企業を支援している」と述べました。
そして、「我々の部署には、これらの治療や関連製品・機器の開発・輸出に真剣に取り組みたいと考えている研究者や知識ベース企業、その他の団体を支援する現実的な計画がある」と説明しています。
首都テヘラン医科大学付属小児医療センターでは3か月前、免疫療法の一種であるCAR-T細胞療法を用いた国内初の遺伝子治療が、成功裏に行われました。治療を受けたのは、急性リンパ性白血病を患う男の子・アールマーンちゃん(5)です。
CAR-T細胞療法は世界最先端の癌治療法のひとつであり、イランの知識ベース企業の努力により国内で実現されています。
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