イラン外相、「安全保障は輸入も購入もできない」
12月 21, 2022 14:55 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、バグダッド国際パートナーシップ・協力会議において、地域諸国間で対話や協力を行う必要性を強調し、「安全保障は、輸入や購入ができないものだ」と述べました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は20日火曜、ヨルダンで開かれた同会議で、イラクの政府および国民に対してイランが恒常的に支援していることを強調するとともに、「今回の会議に集まった諸国の間の協力や折衝の結果として、ペルシャ湾地域がさらに発展、繁栄、安定することを願う」としました。
また、核兵器や大量殺戮兵器のない地域の実現を強調しながら、パレスチナが依然としてイスラム世界の最重要問題であり、また、イランが占領行為への抵抗を全面的に支援していることを説明し、「パレスチナ問題の政治的な解決方法は、”自決権”の原則に則った、イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒が全員含まれる歴史的なパレスチナ領土の旧来の住民の間での全員投票実施と、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都としたパレスチナ統一政府の発足である」と指摘しました。
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