ニカラグア大統領;イランと北朝鮮に「核兵器開発の権利」 あり
(last modified Sat, 04 Feb 2023 11:50:08 GMT )
2月 04, 2023 20:50 Asia/Tokyo

ニカラグア大統領が、「イランと北朝鮮には核兵器開発を行う権利がある」と語りました。

フランス通信が4日土曜、報じたところによりますと、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は今月2日、「イランと北朝鮮には核兵器開発を行う権利があり、米国に阻止する権限はない」と主張しました。

オルテガ氏は、ニカラグアを訪問中のアミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相との会談で「われわれは原爆が好きなわけではない。しかし、イランが原爆をつくりたいならば、(西側主要国に)それを禁じるどんな権限があるのだろうか」と問い掛けた上で、北朝鮮にも同様の権利があると主張しています。

さらに「(西側主要国に)どの国が原爆を持ち、どの国が持つべきでないかを決める権利はない」としました。

その上で、個人的には「米国のものをはじめとするすべての原爆の廃絶」を望んでいると付け加えました。

これに対し、アミールアブドッラーヒヤーン外相はオルテガ大統領に謝意を伝え、イランの核開発計画は純粋に平和目的だと強調しました。

イランはNPT核兵器不拡散条約の署名国であり、平和目的での核技術の獲得・開発の権利を常に主張しています。

また、先にアメリカが対イラン核合意から離脱した後1年間は、イランは忠実にその責務を全面履行していました。

しかし、ヨーロッパ諸国の責務不履行が確認されてからは、一定期間の猶予を与えた後に、5段階にわたり核合意内の責務履行削減に踏み切っています。

 


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