イラン文化・イスラム指導相、「西側メディアは聖地カルバラへの大行進に目向けない」
2月 07, 2023 17:11 Asia/Tokyo
イランのエスマーイリー文化・イスラム指導大臣は、西側のメディアを批判し、「これらのメディアは、わずか数人の行動を大きく取り上げているが、イラクの聖地カルバラへの数千万人の人々の行進には目を向けない」と強調しました。
IRIB通信によりますと、エスマーイリー大臣は、テヘランで開催された第8回アルバイン国際賞( Arbaeen International Award)の受賞式において、「敵対する西側やシオニスト政権イスラエルのメディアは、数人の行動を大きく取り上げている。しかし一方で、(シーア派3代目イマーム・ホサインの殉教40日忌である)アルバインの到来にあたって、このイマームの聖廟があるイラク国内の聖地カルバラを目指して徒歩で行進する数千万人の人々の行動に対し、目を向けることはない」と語りました。
また、「アルバインの行進には、イラク国民をだけでなく世界各国から数千万人もの人々が参加しているが、敵や悪意を抱く者はその壮大さには目を向けず、これを捻じ曲げて伝えようとしている」と述べました。