イランとJICAが、協力検討会議を実施

イランのPBO計画予算庁および外務省と日本のJICA国際協力機構の代表者らが、両国の現在および将来の協力について検討する会議を行いました。

JICAイラン事務所の田中理所長は、30日日曜に行われたこの会議において、イランとの協力拡大に向けたJICAの取り組みについて語りました。

PBOの報告によりますと、同庁のミールザーイー広報・国際関係センター長もこの会議で、JICAがイランでの活動において目的を掲げ実践的であるべきだと強調しました。

また、同国が近年受けている制裁について触れ、「JICAはこの状況を踏まえた上で、（イランにおける）プロジェクトの策定を行っている。したがって、それらを制裁のために実施しなかったり、実施が難しいとして延期することは、あまり容認できるものではない」と述べました。

そして、「イランは、十分なレベルの知識と能力を備えた国である。したがって、我々はJICAに対し、プロジェクト策定の際にはイランの受け入れ能力や実践力を考慮するよう求めたい」としました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。