イラン外務省報道官、「中国とは紛争解決・緊張への対処で見解を共有」
1月 30, 2024 15:35 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「我が国と中国は、紛争解決および緊張を増大させる原因への対処について共通の見解を持っている」と述べました。
国際通信イランプレスによりますと、キャンアーニー報道官は29日月曜の週次記者会見で、中国がイランへ警告したとする最近の主張について、「そのような話は出ていない。中国外務省の報道官も、この件に関しては姿勢を明確にしている。イランと中国は、協力して共同発展を目指す二つの国として、地域における公正、紛争解決、緊張増大の原因への対処に向けての前進を約束することを明言し、さらにそのような姿勢を示して、見解を共有してきた」と述べました。
続けて、「我が国は地域の安定および安全が強化されることを歓迎し、それに対する支援もしている」と説明しました。
その上で、「我々は、ガザでの戦争では何も解決されず、即時停戦こそが地域に平和を取り戻す礎になり得ると信じている。地域の各抵抗勢力が我が国から命令を受けているようなことはない。イラン政府は、パレスチナへの支援、もしくは自己防衛という彼らの決定には干渉していない」としました。
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