イラン石油相、「イランは制裁解除後、ヨーロッパ諸国に日量30万バレル以上の原油を輸出」
2月 06, 2016 19:25 Asia/Tokyo
イランの石油大臣が、「現在までに、ヨーロッパに対するイランの原油輸出量は、日量30万バレル以上に達している」と語りました。
イラン石油省運営のシャナ通信によりますと、イランのザンゲネ石油大臣は6日土曜、今月中旬までにフランスの石油企業トタル社との契約が実施され、また近い将来イタリアの石油企業エニ社に対する原油輸出契約が最終的なものになることに触れ、「今月16日には、トタル社に日量16万バレルのイラン産原油を輸出する契約が実施され、これによりトタル社は日量16万バレルのイラン産原油をヨーロッパに向かわせることになる」と語っています。
また、「イタリアのエニ社の関係者も、近くテヘランを訪問し、イランからの原油輸入契約に調印することになっている」と述べました。
エニ社が要求するイラン産原油の輸入量は、日量10万バレルとなっています。
ザンゲネ大臣はさらに、「イタリアの製油会社サラスも、日量6万バレルから7万バレルの原油を、イランから輸入したいと表明している」としました。
タグ