イラン外相;「我が国での最近のテロ事件に外国が介入した証拠が数多く存在」
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イランのセイイェド・アッバース・アラーグチー外務大臣
アラーグチー・イラン外相が、同国内各地で最近発生した一連のテロ犯罪について、「これらの騒乱にアメリカとシオニスト政権イスラエルが関与していることを示す証拠は数多くあり、それらは国民と国際社会に提示されるだろう」と語りました。
アラーグチー外相は12日月曜、テヘランに滞在中の複数名の外国の首脳や代表者らとの会談において、最近のイラン情勢について言及し、「昨年12月28日以降、主に市場、職人組合、そして経済活動家レベルで、平和的な経済抗議活動がいくつか発生している。そこで、イラン政府側も直ちに職人組合や市場の代表者らとの対話を開始した」と述べています。
【ParsTodayイラン】アラーグチー外相はまた「これらの協議の後に抗議活動は減少し始め、協議に取って代わられた。つまり、抗議活動は終息に向かっていた。しかし、年が変わって今月1日から市民らが街頭に繰り出し、これらの平和的な抗議活動を暴力に展示させようとした。そして今月8日から10日にかけては、テロリストや武装集団がこれらの抗議活動に介入しているのが目撃されている」とコメントしました。
さらに「こうした抗議活動を本来の道筋から逸脱させ、国家レベルでの社会的暴力、混乱、紛争へと転じさせる陰謀が仕組まれていたことは極めて明らかだった」と強調しました。そして「この段階では、武装テロリストがイラン治安部隊と一般市民に向けて発砲し、死者数を増やそうとしている様子が見られた。この点については多くの証拠があり、今後開示・報告される見込みだ」と語っています。
そして「テロリストらは民間の商店や民家に放火し、救急車、モスク、バスを襲撃したとともに負傷者さえも殺め殉教に至らせた。ある事件では、人々が11人の負傷者を病院に連れて行こうとしたところを、テロリストが自分たちで医療センターに連れて行くと言い、実際には射殺していたことが判明した」と述べました。
加えて「殉教した人々は、これらのテロリストによって射殺された他、不審な方法、例えば、斬首や頭に石を投げつけられるなどの方法で命を奪われた。彼らは、テロ組織ISISのように恐怖感を煽ろうとしていた。今月8日以降、我々は抗議活動には遭遇せず、テロ攻撃に見舞われている」としています。続けて「彼ら自身も多額の資金提供を受けたことを認めている。例えば、警察署を襲撃するために巨額の資金が支払われている。彼らの自白・供述や証拠資料はすべてここにあり、彼らが人々を銃撃する動画の他、武器を配布する動画もある」と語りました。
アラーグチー外相は最後に「目的は殉教者数を増やすことだった。その理由はドナルド・トランプ米大統領が、人々が殺害された場合にはアメリカが介入すると発言していたからである。もっとも、トランプ氏のこの発言は、他国への明確な内政干渉に他ならない」と結びました。

