8月 07, 2016 16:32 Asia/Tokyo
  • イラン大統領のアゼルバイジャン訪問

イランのローハーニー大統領が、イラン、ロシア、アゼルバイジャンの3カ国首脳会議に出席するため、アゼルバイジャンの首都バクーを公式訪問しています。

イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、ローハーニー大統領は、この首脳会議の傍らで、ロシアのプーチン大統領と2者協議を行うことになっています。

この協議では、両国の関心事や協力の流れについて話し合いが行われます。

ローハーニー大統領は、7日日曜朝、テヘランを出発する前、記者団に対し、「イランとアゼルバイジャンの政治、経済、貿易関係は、この数年、順調に拡大している」と述べました。

また、「イランとロシアの関係も、現在、戦略的な関係に向かっており、両国は地域や世界の様々な問題において互いに良好な協力を行っている」としました。

さらに、「3カ国の首脳会議は、北と南を結ぶルートに関して話し合うためのものだ」と述べました。

ローハーニー大統領は、「バクーの会議では、北・東ヨーロッパとペルシャ湾、インド洋、南の国々を結ぶ、イラン、アゼルバイジャン、ロシアの鉄道網に関して話し合いが行われる」と語りました。

さらに、「イランは、地域の南の国々を、中央アジアやコーカサスと結ぶルート上に位置している」と強調しました。

ローハーニー大統領は、イランとロシア、アゼルバイジャンとの関税の削減、ユーラシア経済連合との自由貿易、アゼルバイジャンの医薬品や自動車の製造への協力、イランとアゼルバイジャンの投資や貿易の拡大、地域協力、テロの戦い、カスピ海での3カ国の協力が、バクーの3者首脳会議で話し合われるテーマだとしました。

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