イランが新たな人権特別報告者の指名に反発
9月 04, 2016 19:50 Asia/Tokyo
イラン司法府の人権本部のラーリージャーニー書記が、「イランの人権問題に関する国連の特別報告者の指名は不当で受け入れがたい」と語りました。
イスナー通信によりますと、ラーリージャーニー書記は、国連の特別報告者の指名は、人権に関する一部の国の恣意的な対応とダブルスタンダードによるものだとしました。
イランの人権問題を担当する国連のアフマドシャヒード特別報告者は、任期を1年残して辞任し、今年11月から、パキスタンの人権活動家アスマ・ジャハンギール氏に引き継がれます。
イランはこれ以前に、国連人権特別者の任期満了前の辞任は、イランに関する人権特別報告者の指名が失敗だったとしました。
モルジブ出身のアフマドシャヒード特別報告者は2011年7月11日、国連人権理事会により、イランに関する人権特別報告者に指名され、イランに反対する報告を出していました。
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