イラン外務省、「サウジ外相のイランに対する嫌疑は繰り返しの不適切な妄言」
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イラン外務省のガーセミー報道官が、サウジアラビアのジュベイル外務大臣による、イランに対するテロ支援の嫌疑は、不適切な妄言だとしました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
9月 08, 2016 20:35 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「サウジ外相のイランに対する嫌疑は繰り返しの不適切な妄言」

イラン外務省のガーセミー報道官が、サウジアラビアのジュベイル外務大臣による、イランに対するテロ支援の嫌疑は、不適切な妄言だとしました。

ガーセミー報道官は、「サウジアラビアは長期に渡り、防衛手段を持たないイエメンの人々の生活上の安心や安全を奪い、残虐な戦争により、罪のない、逃げる場所もないイエメンの人々に破壊と不幸を強要し、彼らをミサイルや戦闘機による攻撃の標的にするとともに、常に他者を近隣諸国への内政干渉で非難している」と語りました。

ガーセミー報道官はまた、イランがアルカイダなどのテロ組織を支援しているという、ジュベイル外相の繰り返しのこっけいな主張は、タリバン、アルカイダ、ISISなど、これらのテロ組織のメンバーがサウジ出身者によって占められていたり、また、ワッハーブ派の過激主義の影響を受けている中で行われているとし、「世界の目覚めた良心ある人々は、この事実に気づいているか、あるいは気づきつつある」と述べました。

(さらに、今日の情勢不安や、罪のない地域のイスラム諸国の人々に加えられる全ての圧制は、外国の干渉や、過激派の支持者の政治的な目的を推進する中でのおろかな主張によるものであり、これはバランスを崩壊し、情勢不安を拡大するのみだと強調しました。)

ガーセミー報道官は、「イエメン戦争、メナーの惨事、イラクやシリア、その他の地域ののテロ組織の支援はサウジアラビアの歴史上の汚点であり、異常な自己中心主義や一方的な現実逃避により、このような不適切な妄言を行っている」としました。