イラン大統領が、北朝鮮、インドネシア、アルジェリアの高官と会談
9月 19, 2016 18:37 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、北朝鮮のキム・ヨンナム最高人民会議常任委員会委員長と会談し、「地域の緊張の拡大により、大国の参入や干渉の下地が整えられるべきではない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は、18日日曜、ベネズエラでの非同盟諸国首脳会議の傍らで、キム委員長と会談し、「地域の問題は、政治的な手段を用いることで、地域諸国によって解決されるべきであり、大国の干渉は受けるべきではない」と語りました。
さらに、「一部の大国が地域問題に干渉することで、それを地域の国民の間の嵐に変えることは受け入れられない」としました。
ローハーニー大統領はこの会談で、東アジアの平和と安定の強化を、世界、特にアジア諸国にとって重要だとしました。
一方のキム委員長もこの会談で、東アジア地域の状況についての報告を提示しました。
ローハーニー大統領は18日、インドネシアのユスフ・カッラ副大統領と会談し、イスラム世界の連帯、団結の必要性を強調し、「イスラム協力機構と非同盟諸国は、国際的に重要な2つの機関として、現在の歴史上緊迫した時期において、基本的な責務と使命を正しく遂行し、現状において効果を発揮すべきだ」と語りました。
ローハーニー大統領はさらに同日、アルジェリアの国会議長と会談し、「イスラム諸国、革命的な国々は、地域における治安の維持と強化において重要な役割を担っている」と述べました。
非同盟諸国の第17回会議は13日火曜、ベネズエラのマルガリータ島で開幕し、18日日曜、閉幕しました。
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