イラン国営石油化学会社、双日株式会社と協力合意を締結
10月 09, 2016 16:22 Asia/Tokyo
イラン国営石油化学会社が、日本の双日株式会社と石油化学産業に関する協力合意を締結しました。
イルナー通信によりますと、8日土曜、イラン国営石油化学会社のシャーフダーイー取締役と、双日株式会社の代表が、メタノールからプロピレンへの転換を目的とした、協力合意を締結しました。
イラン石油省の石油化学担当次官をつとめるシャーフダーイー取締役は、「イランは豊富な天然ガス資源を有しており、メタノールからプロピレンの転換のプロジェクトの実施は、石油省の重要な政策のひとつとみなされる」と語りました。
ポリプロピレンは繊維産業や自動車産業など、さまざまな産業で利用されています。
ポリプロピレンの世界的な需要は、2020年におよそ1億1000万トンになると見られています。
ポリプロピレンの需要の成長率は、ほかのポリマーよりも高くなっています。