イラン統合参謀本部副議長、「アメリカの覇権主義が西アジアのすべての問題の源」
10月 17, 2016 17:33 Asia/Tokyo
イラン統合参謀本部のジャザーエリー副議長が、「西アジア地域のすべての問題の源は、アメリカの覇権主義にある」と語りました。
イルナー通信によりますと、ジャザーエリー副議長は、アメリカのケリー国務長官の最近の発言に反応し、「イラクやアフガニスタン、シリア、イエメンの戦争、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナの占領、イラン・イラク戦争、レバノンやバーレーンの紛争やそのほかの出来事は、いずれも多数の死傷者を出すとともに、これらの国々を絶え間なく破壊しているが、それらは、地域における、あるいは地域を越えた、アメリカの悪魔的な支配体制の行動の一部でしかない」と語りました。
ジャザーエリー副議長はまた、アメリカの地域における駐留は癌のようなもので、この病気を治す唯一の方法は、その癌を取り除き、アメリカを地域から排除することだとしました。
さらに、イランの防衛力に関するケリー国務長官の主張は、ホワイトハウスの問題を解決しないとして、「もしアメリカが地域の行き詰まりを解決したいと考えるのであれば、唯一の方法は戦略的な誤りを認め、地域における多くの犯罪の責任を受け入れ、地域から撤退し、南西アジアの人々を大きな陰謀から解放することだ」と強調しました。
ジャザーエリー副議長は、イランでは誰もアメリカに対して、抵抗における利益と防衛の問題が自らの責務不履行に関係していると主張するのを許さないとしました。
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