イランの石油化学産業が外国からの投資誘致の用意を表明
10月 22, 2016 17:41 Asia/Tokyo
イラン国営石油化学産業会社のシャーフダーイー取締役が、現在実施中の80のプロジェクトにおいて外国からの投資を誘致する用意があることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、シャーフダーイー取締役は、イランの石油化学産業の成果や可能性について説明し、「外国人の投資家は、イラン企業との協力により、現在研究中の30のプロジェクト、および現在実施中の50のプロジェクトに参加できる」と語っています。
また、イランの石油化学産業における外国からの投資を誘致できる機会として、イランの石油・天然ガス田の開発プロジェクトを指摘し、「イランでの天然ガスの競争価格は、投資家をイランの石油化学産業に参加させる要素の1つだ」と述べました。
さらに、イランの石油化学産業の可能性は、2015年末まではおよそ6300万トンであったのが、現在実施中のプロジェクトにより2020年までに年間1億3000万トン、2025年までに1億8000万トンに達する見込みだということです。