アーバーン月13日の行進、最終宣言を発表
11月 03, 2016 20:31 Asia/Tokyo
イランでの世界の覇権主義との闘争の日の行進の最終宣言で、アメリカが世界の国民の第一の敵だとされました。
IRIB通信によりますと、テヘランで行われたこの日の行進の最終宣言では、「イラン国民は覇権主義の本質を知り、アメリカの絶え間ない犯罪を目にすることで、この大国を依然として人類にとっての一番の敵と見なす」とされています。
また、「アーバーン月13日はイスラム革命の最大のメッセージ、つまり反圧制・反覇権主義のメッセージを運ぶ、インスピレーションを与える日となった。現在、気高い人間の良心は、アメリカの覇権主義政策への対抗を強力な論理、美徳、人間的な責務とみなしている」とされています。
この最終宣言では、「イラン国民は陰謀を企てる信用できないアメリカの犯罪基盤の政策、圧制中心の政策を非難し、最高指導者ハーメネイー師の指示のもとで、アメリカの圧制との戦いを継続すると表明する」と語りました。
この宣言は、パレスチナに対するシオニスト政権イスラエル、イエメンに対するサウジアラビア、シリアやイラクに対するテロ組織ISISやヌスラ戦線の犯罪継続におけるアメリカの中心的な役割について触れ、「これに関するあらゆる沈黙はイスラムへの裏切りと見なされる」と強調しました。
さらに、世界のイスラム教徒、特にパレスチナ、イエメン、シリア、イラク、バーレーンの人々への支持は、反覇権主義の行動の現れ、宗教的義務であるとし、アメリカや覇権主義者の政治、安全保障、文化、経済面での影響力を防ぐためにイランの可能性を用いることを強調しました。