イラン外相、「忍耐や期待という政策は世界の問題の解決にならない」
11月 14, 2016 18:12 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、忍耐や期待という政策は、世界の問題の解決にはならないとしました。
ザリーフ外相は、13日日曜、テヘランでハンガリーのラースロー国会議長と会談し、「地域や世界の現状においてヨーロッパがより積極的な役割を果たすことは重要だとし、「今日、もはや忍耐と期待の政策は、世界の問題の解決策ではなく、様々な危機の終結のために行動に出るべきだ」と述べました。
ラースロー議長もまた、「ハンガリーは、イランを戦略的な相手国と見なし、経済、政冶、科学、文化などの分野において、大国であるイランとの関係を拡大するつもりである」と語りました。
また、核合意の包括的共同行動計画は各国の利益となるとし、「何ものもこの合意の実施を妨げてはならず、イランが全ての取り決めを履行したと同じように、他の関係国もその取り決めを履行すべきだ」と述べました。