イラン大統領、「イスラム預言者の言動は、イスラム教徒にとって最高の模範」
12月 14, 2016 19:05 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、イスラムの預言者ムハンマドの生誕日に際し、祝辞を述べるとともに、預言者モハンマドの言動はイスラム教徒の社会的・個人的な関係にとっての最高の模範だとしました。
イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、ローハーニー大統領は13日火曜夜、「イスラムの預言者のもっとも重要な特徴は、善良な性格を持っていたことだったとし、「イスラムの価値観と、預言者やその後継者の言動に基づく公正の確立、そして道徳の復活と改革は、イスラム革命の基本的な理想だ」としました。
イスラム教スンニー派は、イスラム暦ラビーオルアッワルの12日を、シーア派は同じ月の17日をイスラムの預言者の生誕日としています。
イランイスラム共和国の創始者ホメイニー師は、イスラム世界の団結を目的に、シーア派とスンニー派が考えるイスラム預言者の生誕日の6日間の違いを解消するため、この期間を「団結の週間」と名づけました。