最高指導者、「衰退しつつある西側の文明の欠点は、神との関係の断絶にある」
(last modified Wed, 14 Dec 2016 10:11:47 GMT )
12月 14, 2016 19:11 Asia/Tokyo
  • 最高指導者、「衰退しつつある西側の文明の欠点は、神との関係の断絶にある」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「今日、西側の衰退に向かっている文明の大きな欠点は、神との関係の断絶にある」と語りました。

ハーメネイー師は、13日火曜、テヘランの男子生徒2000人を前に、イスラムの宗教的義務が発生する年齢に達した成人を祝う式典で演説し、敵がイランを政治、経済、文化的に支配しようとしていることに触れ、敵の目的のひとつは、若者たちの間に影響力を及ぼすことだとしました。

ハーメネイー師は、「イランの現在の子供たち、未来の担い手である若者たちは、社会に積極的に参加することで、この敵の陰謀の実現を阻止するために効果的な役割を果たすべきだ」と述べました。

また、「個人的、社会的な発展の秘訣は、神との関係を維持することであり、今日、西側の衰退に向かっている文明の大きな欠点は、神との関係を絶っていることだ」と述べました。

さらに、若者たちに殉教者を模範にすることを勧め、「若い殉教者たちは、国家の利益と独立を守り、敵の陰謀を退けるため、最も尊い財産である自らの命を神の道に捧げた」と語りました。

ハーメネイー師は、神とつながる最良の道は、コーランの朗誦と礼拝であるとし、「人間が礼拝で語りかける相手は至高なる全能の神であることに注目すれば、自負心、勇気、神への信頼を得ることができる。そのため、礼拝をなるべく規定の時刻に注意深く行い、コーランと永遠の関係を築くべきだ」と語りました。

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