イラン外相、「選挙への参加は外交の成功を保証」

イランのザリーフ外務大臣が、「2月26日の選挙に人々が大々的に参加すれば、イランの外交機関の将来の成功を保証することになる」と語りました。

第10期イラン議会選挙と第5期専門家会議選挙は、26日金曜に同時に実施されます。

ザリーフ外相は、23日火曜付けのテヘラン発行の新聞イランのインタビューで、「2月26日の選挙への人々の大規模かつ賢明な参加は、国際社会、そして次期協議でのイランの外交力の拡大につながるだろう」としました。

ザリーフ外相は、イランの外交の世界的な地位における選挙の役割について、「2013年の大統領選挙で、人々の大々的な参加が西側や世界の大国に伝えたメッセージは、制裁はイランの人々を主権から離すことはできないというものだった」としました。

さらに、「イランの賢明な人々は2月26日、投票箱に足を運び、これに関する外国の勧告を必要としていない」と語りました。

また、地域の現状について触れ、「イランは現在、地域で唯一の安全な国であり、人々は選挙に大々的に参加することで、イランに、外交政策をこれまで以上に、力と栄誉、建設的な協力に基づいて進めていく可能性を与えるだろう」と述べました。

ザリーフ外相は、制裁後の時代への選挙の影響について、「イランの外交は選挙での人々の賢明な参加を支えに、地域・国際問題において、世界の大国や地域諸国と真剣な協力を行うことができる」と語りました。

ザリーフ外相は、「2月26日の選挙はイランの安定継続の下地が整えられており、投資においてもっとも安全で安定した国がイランであることを世界に示すだろう」としました。