2月 24, 2016 20:17 Asia/Tokyo
  • 最高指導者、「イランとアゼルバイジャンは良好な関係」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、アゼルバイジャンのアリエフ大統領との会談で、イランとアゼルバイジャンは良好な関係を有しているとしました。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、23日火曜夕方、テヘランで、アリエフ大統領と会談し、イランとアゼルバイジャンの良好な政治関係や多くの共通性、特に両国の国民の宗教的な共通性に触れ、「イスラムの教えの普及と宗教的な象徴やスローガンへの尊重は、数々の脅威に対する人々の支えと支持を呼ぶだろう」と語りました。

ハーメネイー師は、アゼルバイジャンの人々に対するイランの見方は、近隣として、あるいは友好を超えた同胞としてのものだとし、「アゼルバイジャンの政治的な安定、安全保障、平穏、人々の福祉はイランにとって非常に重要だ」と述べました。

さらに、両国の国民のこれまでの相互理解の傍らで、両国のさまざまな部門における協力や経済関係を拡大すべきだとしました。

ハーメネイー師は、イランとアゼルバイジャンの人々の宗教的な共通性に触れ、「アゼルバイジャンの人々のイスラムやシーア派の信仰は、貴重な財産であり、政府がこのような宗教的な信条や象徴を尊重し、歓迎すればするほど、一部の覇権主義大国の敵対に対する国民の政府への支持や抵抗も増すだろう」と強調しました。

さらに、各国の国民がタクフィール主義のグループの陰謀に対抗するには、イスラムの活動を強化すべきだとしました。

ハーメネイー師は、「アゼルバイジャンの人々は、宗教的な点からルーツを持ち、イスラムの偉大な学者を排出している。この国の人々も、見識と賢明さを持つ国民であり、政府が宗教活動を奨励、支援することは、国民の感情を惹きつける上で非常に効果的だ」と述べました。

ハーメネイー師はまた、両国に対する多くの脅威の源はひとつだとするアリエフ大統領の発言を強調し、「イスラムとシーア派の教えを広めることにより、多くの問題や脅威に対する神の助けと預言者やイマームたちの配慮を得ることができるだろう」と述べました。

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