2月 07, 2017 20:21 Asia/Tokyo
  • イラン外交評議会議長、「西側はテロとの戦いでテロ支援者側に見方した」

イラン外交評議会のハッラーズィー議長が、「遺憾ながら、西側はテロとの戦いにおけるイランの貢献に感謝せず、テロ支援国側に見方した」と語りました。

イスナー通信によりますと、過去にイラン外相を歴任したハッラーズィー議長は6日月曜、イランで活動する国際機関の代表者やヨーロッパ、アメリカ大陸諸国のイラン駐在大使らを前に、「西側諸国は、地域のテロ対策におけるイランの貢献が西側にとってどれほど利益をもたらしたものだったかをよく理解すべきである。なぜなら、テロの危険は世界的なものだからだ」と述べています。

また、イラン・イスラム革命勝利記念週間についても言及し、「イランは、世界で最も独立性の高い国であり、単独で自国の安全を確保することに成功してきた。それは、国民の力に依拠しているからだ」としました。

さらに、テロ対策におけるイラクとシリアへのイランの軍事顧問としての支援に触れ、「シリアとイラクにおけるイランのテロとの戦いは、自国や地域のためのみならず、ヨーロッパや世界のその他の国々の利益でもある」としています。

ハッラズィー議長はまた、シリアにおける一部の国のテロ支援についても触れ、「テロ組織ISISは、世界全域でメンバーを勧誘しているが、こうした行動の危険性を理解することは、すべての国にとって必要不可欠だ」と語りました。

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