イラン、アメリカの干渉的声明を非難
(last modified Thu, 16 Feb 2017 09:27:25 GMT )
2月 16, 2017 18:27 Asia/Tokyo
  • イラン、アメリカの干渉的声明を非難

イラン外務省のガーセミー報道官が、イランに対するアメリカの最近の声明は、干渉的、利己的なもので、不審、不適切、特別な政治目的を伴ったものだとしました。

イルナー通信によりますと、アメリカ国務省は、14日火曜、干渉的な声明の中で、2009年のイランの大統領選挙で不正が行われたと主張して選挙後に暴動を起こした指導者の解放を求めました。

アメリカ国務省のトナー報道官は、この声明の中で、「これらの人々は不当に拘束されている」と主張しました。

ガーセミー報道官は、このアメリカ国務省の声明を非難し、「イランはアメリカの干渉的な声明を決して受け入れない」と述べました。

また、「イランの政府と国民はアメリカ政府関係者の不適切な言葉の干渉に対して非常に苦い経験を有している」と強調しました。

一方、イラン司法府のモフセニーエジェイー報道官は、「暴動の指導者の解放に向けた一部の人々の努力は実現しないだろう。彼らが犯罪行為やイランへの裏切り行為を悔いない限り、歩みよりは行われないだろう」と述べました。

イラン司法府のアーモリー・ラーリージャーニー長官も、「イランの司法機関は、暴動の関係者への対応において一切の躊躇はなく、これからもそのように対応していく」と表明しました。

イランの人々は2009年12月30日、百万人規模のデモを行い、社会の秩序を乱すものたちに嫌悪を示し、暴動の関係者を非難しました。