4月 11, 2017 20:15 Asia/Tokyo
  • イラン外相と国際的な要人が電話会談

イランのザリーフ外務大臣が、国際的な要人や他国の外相数人と個別に電話会談を行い、地域の問題や最近のシリア情勢について話し合いました。

イラン外務省のサイトによりますと、ザリーフ大臣は10日月曜午後、国連のグテーレス事務総長、EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表、およびイタリア、クウェート、トルコ、ロシア、オマーン、シリア、アルジェリア、エジプトの外務大臣と個別に電話会談を行いました。

これらの電話会談で、シリアのイドリブ州での化学兵器による攻撃を調査する国際調査委員会の結成が強調されました。

アメリカは先週金曜未明、シリア政府がイドリブで化学兵器を使った攻撃を行ったとして、ホムスに向け、地中海からミサイル59発を発射しました。この攻撃で、子ども4人を含む民間人9人が死亡、7人が負傷しました。

ザリーフ大臣は10日、さらにエジプトの外務大臣と電話会談を行い、同国での最近のテロ事件を非難しました。

ザリーフ大臣はこの電話会談で、テロ対策の必要性を強調しました。

エジプトのカイロとアレクサンドリアで今週日曜、3回の爆発が連続で発生し、46人が死亡、100人以上が負傷しました。

テロ組織ISISがこれらの爆発の犯行声明を出しています。

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