テヘラン金曜礼拝、「イスラム世界は覇権主義者の陰謀に対して賢明になるべきだ」
(last modified Fri, 02 Jun 2017 10:14:15 GMT )
6月 02, 2017 19:14 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、「イスラム世界は覇権主義者の陰謀に対して賢明になるべきだ」

2日に行われたテヘラン金曜礼拝で、イマーミーカーシャーニー師が説教を行い、「イスラム世界とイスラム諸国の国民は、世界の覇権主義者の陰謀に対して賢明さを保つべきだ」と語りました。

イマーミーカーシャーニー師は、アメリカ大統領が最近、中東諸国を訪問し、地域で罪のない人々を殺害するためにサウジアラビアに1100億ドルの武器を売却することで合意したことに触れ、「イスラム共同体は、賢明さを保ち、アメリカやシオニスト政権イスラエルが、サウジアラビアとの調整によって地域で追求している陰謀に対して抵抗すべきだ」と語りました。

また、サウジアラビアなどの地域の一部のアラブ諸国やアメリカに従うことについて警告し、「アメリカやサウジアラビアの政策に追従する地域のイスラム・アラブ諸国の運命は、不名誉を蒙る以外にないだろう」と語りました。

さらに、イスラム革命の創始者、ホメイニー師の28回目の命日に触れ、「イランイスラム共和国の創始者は、真のイスラムを世界の人々に提示し、イスラムの旗を世界に掲げ、世界の覇権主義者に恐怖を抱かせた」と語りました。

イマーミーカーシャーニー師は、地域が情勢不安に見舞われている中でのイランの現在の安全に触れ、「イランの情勢を混乱させ、経済制裁を加えるためのアメリカの行動は、これまで、イラン国民の統一、連帯、賢明さによって失敗に終わっている」と語りました。