3月 05, 2016 22:18 Asia/Tokyo
  • イラン外務次官、「一部の国が核合意を妨害」

イラン外務省の欧米担当次官が、「一部の国は今も、核合意の成功した流れに混乱を生じさせようとしているが、時間の経過と共に、この問題は効果が薄れている」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー欧米担当次官は、テヘランで開かれた第2回イラン・ヨーロッパ貿易金融会議で、核合意後の問題に関して、「アメリカは包括的共同行動計画の枠内での貿易・経済活動に障害は存在しないと述べたが、ヨーロッパの銀行が制裁解除の問題に関してほとんど情報を持たないことが問題となっている」と語りました。

また、共同行動計画はイランとヨーロッパの間の経済活動に向けた機会だ、とし、「イランとの経済協力の拡大に向け法的な障害は存在せず、各国は協力を開始する用意を表明している」と語りました。

さらに、「制裁とイラン恐怖症は過去のものとなり、活動に向けた新たな雰囲気が作り出されている」と強調し、「これに加えて、イランの地域の立場の向上も実現されている」と語りました。

イラン・ヨーロッパ貿易金融会議は、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、ポーランド、ロシアから60人の来賓が出席し、テヘランで開かれました。

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