8月 07, 2017 21:23 Asia/Tokyo
  • ハッラーズィー議長、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表
    ハッラーズィー議長、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表

イラン外交関係戦略評議会のハッラーズィー議長が、ドイツ、フランス、イギリスがアメリカに同調し、衛星ロケット・スィーモルグの打ち上げにおけるイランの科学技術の発展に反対する声明を発したことに対して、EU外務安全保障政策上級代表からの回答は得られなかったとしました。

イランの衛星ロケット・スィーモルグはテヘランのイマームホメイニー航空宇宙基地から打ち上げられました。

イランの元外相でもある、ハッラーズィー議長は、7日月曜、IRIB通信のインタビューで、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表と会談したことに触れ、「モゲリーニ上級代表に対して、ヨーロッパ3カ国がイランに反対する声明を出し、アメリカに同調したことは何の意味もなく、スィーモルグの打ち上げは国連安保理決議2231の違反とはならないと語ったところ、モゲリーニ上級代表は、何も答えなかった」と語りました。

ハッラーズィー議長はまた、この会談で、モゲリーニ上級代表に対して、衛星ロケットスィーモルグは、衛星打ち上げ用に設計されており、弾頭はつけられないとしました。

さらに、イランは核合意に沿って行動しており、ほかの国が核合意に合意に違反しているとしました。

イランのザリーフ外務大臣も、5日土曜、モゲリーニ上級代表との会談で、イランのミサイル実験と、スィーモルグの打ち上げに触れ、これらは安保理決議2231に違反していないとし、アメリカとヨーロッパ3カ国の最近の共同声明を批判し、これは間違った行動だとしました。

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