イラン革命防衛隊総司令官、「国際的な帝国主義と覇権主義の敗北の声が聞こえる」
10月 31, 2017 22:17 Asia/Tokyo
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ジャアファリー総司令官
イランイスラム革命防衛隊のジャアファリー総司令官が、「今や、国際的な帝国主義と覇権主義の敗北を知らせる声が聞こえてきており、イランはこれまで以上にしっかりと自らの道を歩み続ける」語りました。
IRIB通信によりますと、ジャアファリー総司令官は31日火曜、テヘランで開催された「テロのない世界」をテーマとする全国的な会合において、「テロや覇権主義者、そして覇権主義体制のない世界が実現される」と述べています。
また、「アメリカは、イランが超大国であれ、小規模な勢力に対してであれ、それらのいずれにも断固たる回答を示すということを知っておくべきだ」とし、「アメリカが圧力を強化すればするほど、防衛力の強化に向けたイラン国民の決意もさらに強くなる」としました。
さらに、「アメリカによる新たな対イラン経済制裁は、イランの軍事力やミサイル能力を口実に行使されている。だが、その主な矛先はイラン国民だ」とし、「イラン国民は何度も、アメリカの敵意を目の当たりにしており、今やアメリカの要求に合わせた自らの防衛力の調整を受け入れない」と語っています。
ジャアファリー総司令官は、「イラン国民は、ミサイル問題を熱心に擁護している」とし、「いずれの社会にとっても、その存続をかけて防衛用の武器や兵器を備えることは必須であり、イランは防衛のために必要とするそれらの全てを保有すべきだ」と述べました。
また、「アメリカは、世界におけるテロ、そして偽りの強奪政権に対する最大の支援国だ」としています。
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