イラン国会議長、「イランは核合意の構造的変化を決して受け入れない」
1月 14, 2018 21:50 Asia/Tokyo
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イランのラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、「イランは核合意の構造的変化を決して受け入れない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー国会議長は、14日日曜、国会で、アメリカによるイランの一部の法人や個人に対する制裁に反応し、「アメリカのトランプ大統領が、核合意の変更について語った言葉は、この合意の完全破壊に等しい」と強調しました。
ラーリージャーニー議長はまた、「確かにアメリカのさまざまな不適切な行動は、彼らの制裁によってさまざまな人が栄誉を得るような形になっているが、アメリカの過剰な要求は、外交に悪影響をもたらしてきた」と述べました。
アメリカ政府は12日金曜、イランのミサイル開発計画への関与や人権問題を口実として、14人の個人と機関を制裁対象としました。
トランプ大統領も、核合意の内容の一部変更、軍事施設の査察、イランのミサイル制裁といった4つの条件を、核合意にとどまることの条件としています。
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