イランの大統領と外相が、二国間関係などについてタイの外務大臣と会談
1月 24, 2016 22:30 Asia/Tokyo
イランの大統領と外相が、テヘランでタイの外務大臣と二国間関係などについて会談しました。
イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、イランのローハーニー大統領は24日日曜、テヘランでタイのポラマットウィナイ外務大臣と会談し、政治、経済、文化などの領域での両国関係の拡大を歓迎するとともに、「イランは、タイを含めた東南アジア諸国との関係拡大を追求している」と語っています。
また、全ての国がテロ対策に努める必要性を強調し、「暴力、過激派、テロが世界で拡大しており、全ての人々がテロ対策に関わるべきだ」と述べました。
さらに、一部の国が自らの目的達成のための手段として、テロ組織を資金や軍備面で支援していることに遺憾の意を示し、「全ての国が、社会の状況改善を助けるべきだ」としています。
一方のポラマットウィナイ大臣も、「イランが、制裁下という状況を利用し、特に能力のある専門的な人材の育成に注目したことは近い将来、イランを経済大国に押し上げるだろう」と語りました。
また、イランのザリーフ外務大臣とも会談し、両者は二国間関係の最新状況や、両国の政治・経済関係の拡大の方法について意見交換を行いました。
ポラマットウィナイ大臣は、イランでのビジネスチャンスを模索するタイの企業幹部や貿易関係者50名の一行を率いて24日日曜朝、テヘラン入りしています。
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