イラン政府、為替レート上昇の抑制を決定
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イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、研究活動のために外貨を必要とするイラン人の研究者や大学生、経済関係者、旅行者に関して、10日火曜から、為替レートは1ドル4200トマン(4万2000リアル)となると発表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 10, 2018 18:08 Asia/Tokyo
  • ジャハーンギーリー第一副大統領
    ジャハーンギーリー第一副大統領

イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、研究活動のために外貨を必要とするイラン人の研究者や大学生、経済関係者、旅行者に関して、10日火曜から、為替レートは1ドル4200トマン(4万2000リアル)となると発表しました。

イルナー通信によりますと、ジャハーンギーリー第一副大統領は、9日月曜夜、為替市場の管理に関するイラン政府経済本部の緊急会合の後、「すべての部門が必要とする外貨は、イラン中央銀行の管理のもとにある銀行、外貨両替専門店、中央銀行を通して提供される」と語りました。

この数日、イランでは、為替レートが大幅に上昇していました。

イランの政府と国会は、この数日、為替レート上昇の抑制に関して何度も会合を行っていました。

ジャハーンギーリー第一副大統領は、敵国、特にアメリカが、核合意後、他国のイランとの経済協力を阻止するため、イランの経済状況が混乱しているように示そうとしてきたことに触れ、「イラン政府は、イランの経済環境の混乱を許さない」と述べました。

また、国際分野におけるイランの真剣な経済活動に触れ、「イラン政府は、産業、都市開発、サービスなど、さまざまな分野への数十億ドルの投資の誘致に関し、各国と合意に至っている」と語りました。