イラン国会議長、6カ国との協議のイランの目的を説明
6月 28, 2018 18:59 Asia/Tokyo
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イランのラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、6カ国との協議のイランの目的を説明しました。
IRIB通信によりますと、ラーリージャーニー議長は、28日木曜、テヘランで、「イランと6カ国の核協議により、イランの核問題が、国連憲章第7章の平和に対する脅威の適用外とされ、イランの核活動の軍事的な側面に関する問題が終結し、核関連の制裁が解除され、核合意が成立した。だがアメリカは、一方的にこの合意から離脱した」と語りました。
さらに、「アメリカは、核合意から離脱した後、イランに問題を作り出し、政治、安全保障を混乱させようと努め、そのための方法として経済を選んだ」と述べました。
また、イランの地域における活動について、「イラクやシリアのテロとの戦いにイランが軍事顧問として支援を行っているのは、イランの国益と国内の人々の安全を確保するためのものだった」と語りました。
ラーリージャーニー議長は、「現在、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、サウジアラビアのトライアングルは、イランの邪魔をするために地域で多くの活動を行っており、可能であれば、他国に金を渡すことさえある」と述べました。
また、「イランは、イラクとシリアのテロリストを敗北させた。それが起きていなかったら、すべての地域諸国がテロに直面していただろう」と強調しました。
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