イラン革命防衛隊総司令官代理、「イランの防衛力は削減されない」

12月 22, 2018 21:12 Asia/Tokyo

イラン・イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官代理が、「敵の脅迫を前に、イランの防衛力が削減されることはない」と語りました。

サラーミー総司令官代理は２２日土曜、イラン南部・ゲシュム島で実施中の軍事演習「偉大なる預言者」の傍ら、記者団に対し、「イランが常に敵の脅迫に晒されていながら、自国の軍備を廃棄するというのば合理的ではない」と述べました。

また、革命防衛隊の将来の計画として、防衛力の増強継続を挙げました。

さらに、イエメン問題の今後の展望にも触れ、「外部からの干渉はすべて、イエメンの和平プロセスに支障をきたすことになる。イランは常に、政治的な対話やイエメン国民の参加による、同国の問題の解決を追求している」と語りました。

サラーミー総司令官代理はまた、「イエメンでの外国勢力の存在は、戦火を煽るだけだ」とし、「敵は、常に西アジア地域に武器を移送し、この危険な政策によって地域に影響を及ぼしている」と述べました。

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