イラン国防軍需相、「わが国の防衛力は、イスラム教徒の同胞やわが国の友好国のもの」
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イランのハータミー国防軍需相
イランのハータミー国防軍需相が、「イランは、自国の防衛力を全てのイスラム教徒の同胞や、わが国の友好国のものと見なしている」と語りました。
メフル通信によりますと、ハータミー大臣は7日月曜、テヘランで開催された「西アジアの防衛と安全保障」をテーマとする国際会議において、「西アジアにおけるアメリカの政策の継続は、アメリカに対するこの地域の諸国民の嫌悪感を増大させている」とし、「地域の諸国民に対するイランのメッセージは、平和と安定、平穏であり、これは協力により得られるものだ」と強調しました。
また、「今回、西アジアの地域の秩序は、国家独自の形での、覇権主義者の排斥に基づいたものとなるだろう」としました。
さらに、アメリカ軍のシリア撤退に言及し、「アメリカのシリア撤退がもたらしている戦略的なメッセージは、西側の覇権やヘゲモニーが終焉を迎えているということだ」と語りました。
ハータミー大臣はまた、「1979年のイランイスラム革命の勝利、イラクやシリア、イエメンの抵抗は、西側がもはや地域情勢の主軸ではないことを示した。アメリカがシリア撤退を余儀なくされたことは、地域におけるアメリカの戦略の失敗を物語っている」と述べました。
さらに、地域の一部の政府に向かって、「アメリカはいくつもの国際条約から脱退した。これは、アメリカに対しては何も保障できず、実際にアメリカが自らの同盟国のニーズをなおざりにしていることを意味する」と強調しました。
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