イラン・ジョンディシャープール大学長、「当校は世界におけるイランの文化的誇り」
1月 21, 2019 20:42 Asia/Tokyo
イラン南西部の町デズフールにあるジョンディシャープール産業大学のアッサーリー学長が、「本学は、世界におけるイランの文化的な誇りである」と語りました。
イルナー通信によりますと、アッサーリー学長は、「1750年前にイランには科学施設、大学が存在しており、本学は世界で初めて教育シラバス(学習指導要領)を作成した。このことは、歴史を通してイラン人が高度な文化や文明を有してきたことを物語っている」と述べました。
また、「本学は、世界で初めて病院の理念を実施した高等教育機関とされている。当時、病人の多くは家庭で看護されるに留まり、治療・医療活動による経験は第三者に伝わらなかった」としました。
さらに、「現在、本学で学ぶ学生の数はおよそ3200人で、工学、建築学、都市建設、理学などの学部が設置されている」と語りました。
ジョンディシャープール大学は、かつてイラン南西部フーゼスターン州デズフール市周辺に最初の建物が建設されました。現在もそこに当時の遺構が残されています。同大学は世界最古の高等学術機関とされ、当時は医学、哲学、天文学などが教育されていました。
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