イラン外務次官、「地域の最も主要な問題はシオニスト政権」
イラン外務省のアラーグチー政治担当外務次官が、「西アジアの危機は、シオニスト政権イスラエルの占領行為に端を発しており、地域の最大の問題はシオニスト政権とその強奪・弾圧的な政策である」と語りました。
アラーグチー次官は21日月曜、ポーランドのmysławLang外務次官とテヘランで会談し、「パレスチナの人々がその合法的な権利を獲得しない限り、西アジア地域は平穏を取り戻すことはないだろう」と述べています。
また、西アジア地域のもう1つの問題がアメリカ政府の挑発的な政策にあるとし、「アメリカが西アジア地域における協議と外交の唯一の成果である核合意を破壊しようとしている中、この地域の問題の解決を追求しているなどとは主張できないはずだ」としました。
さらに、ポーランド・ワルシャワにて来月の13日、14日の2日間にわたり、同国とアメリカの共催により「中東における平和と安全保障」をテーマとする反イラン的な会議が開催されることに触れ、「ポーランド政府は、この会合に対するアメリカの真意を汲み取り、その結果に気づくべきだ」と語っています。
アラーグチー次官はまた、「イランは常に、地域における平和と安全の樹立を求めており、このことをISISなどのテロ組織との戦いにおいて証明してきた」とし、「イランは地域、あるいは地域外におけるいずれの国に対しても、わが国の利益に反する連合の形成を許さない」と述べました。
一方、ポーランド外務次官も、同国とイランが長い歴史を通して良好な関係をはぐくんできたことに触れ、「ポーランドは、イランの友好国としてイランに反する行動の実施を許さないだろう」としています。
また、「ポーランドは、イランが西アジアの重要国として、地域情勢の動向にプラスの役割を果たしていると考える」と強調しました。
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