イラン外相、「唯一の保安手段はトルコ国境へのシリア軍配備」
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イランのザリーフ外相が、シリア北部でのトルコ軍の軍事作戦実施の可能性をめぐる、イランとトルコの協議について明らかにし、「トルコ・シリア国境へのシリア軍の配備が、唯一の保安手段だ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
2月 07, 2019 18:13 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、シリア北部でのトルコ軍の軍事作戦実施の可能性をめぐる、イランとトルコの協議について明らかにし、「トルコ・シリア国境へのシリア軍の配備が、唯一の保安手段だ」と語りました。

ザリーフ外相は6日水曜、ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムのインタビューで、シリア領内でのトルコの軍事措置に反対するとともに、「ある占領軍をほかの占領軍に取って代えることはできない。このため、シリア領の領主であるシリアの軍がこれを解放し、自らの国家主権を行使すべきだ」と述べました。

また、「トルコとの国境に面したシリアの北部地域の安全を確保できるのはシリアでしかない」とし、「イランとロシアは、解決策を見出す上でトルコとシリアを支援する用意がある」としました。

トルコはここ数週間、「シリアとの国境付近にクルド人の独立国家建設を目指す武装組織、PKKクルド労働者党が存在する」と主張し、シリアの北部・東部からのアメリカ軍撤退の直前に、この地域で軍事作戦を展開する用意があると表明しました。

シリアはトルコのこの行動に反対しています。

PKKは、1978年11月27日に結成され、1984年以来トルコ中央政府に反対し、武力による活動を展開しています。

 

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