イラン外相、「欧州は米大統領の満足を得るために努力」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、「ヨーロッパは、イランへの圧力行使を強化しようとしている」として非難し、「ヨーロッパ諸国はアメリカの経済テロに対抗するのではなく、逆にアメリカ大統領の満足を得ようと努力している」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は3日水曜、ツイッター上で英独仏がミサイル計画を口実に国連を通じて、イランへの圧力強化を狙い工作を行っていることに触れ、「アメリカが違法に核合意から離脱してほぼ1年が経過したが、ヨーロッパは未だに、人道支援用の銀行ルートの設定をもってしても、アメリカの経済テロに疑問を提示するという政治的な意欲をまとめることができていない」と述べています。
また、「英独仏のヨーロッパ3カ国は逆に、イランの防衛能力に関して、国連への圧力を通じて、アメリカのトランプ大統領の満足を得ようとはかっている」としました。
英独仏の国連代表らは2日火曜、国連のグテーレス事務総長に宛てた書簡において、イランのミサイル計画が安保理決議2231に違反するとし、イランへの圧力行使の強化を求めました。
ヨーロッパ3カ国のこうした主張の一方で、安保理決議2231はイランのミサイル計画には一切言及していません。
英独仏はアメリカの核合意離脱後、イランの経済面での利益を保証し、この合意を維持すると約束していましたが、アメリカの行動に言葉上や政治上は抵抗したものの、これまでこの合意の維持に向けて約束した現実的な措置には踏み切っていません。
この3カ国はさらに、核合意に関してはアメリカに反対したものの、イランの地域的・ミサイル分野での活動についてはアメリカに同調しています。
ザリーフ外相は今年の1月3日、こうした主張に反論し、「アメリカは国連決議への違反のかどでイランに矛先を向けているが、実際に決議に違反しているのはアメリカ自身だ」と述べました。
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