イラン大統領、「イランには外国投資家にとって信頼できる法がある」
イランのローハーニー大統領が、「イランは外国の投資家にとって信頼できる法規を有している」としました。
イスナー通信によりますと、ローハーニー大統領は26日火曜、ローマで開かれたイラン・イタリア商業会議で、「経済において利益の分割は相互的なものであるべきだ」と強調し、「投資は両国にとって有効なものであるべきであり、イランは核協議で表明したように、ウィンウィンの政策を追求している」と語りました。
ローハーニー大統領は、「イランは、地域で最も安全で安定した国だ」とし、「イランは他国を攻撃したり、内政干渉するつもりはない。力を持って自国を守る」としました。
さらに、「イランでは外国の投資家にとって必要な状況が整っている」と強調し、「イランはどんな状況においても国際社会に対する自らの取り決めに違反せず、常に自らの責務にしたがって行動している」と述べました。
ローハーニー大統領はさらに、ここ数年のインフレ率抑制に向けた政府の努力について触れ、「今日、イランのインフレ率は1年で12.2%だ」としました。
また、「昨年の経済活動は22部門で改善し、財政的な秩序が確立された。為替市場も安定した」としました。
また、「これらすべての出来事は核協議の影響を受けたものだった」とし、「これらすべては制裁がイランの状況に影響を及ぼさず、すべてが別の道を選択すべきであることを示した」としました。
ローハーニー大統領は、「すべての人が協議の結果はウィンウィンであり、すべての利益になると感じた」とし、「イランと協議を行い、協議を成功させようとしていたすべての国、そして協議が成功するまで努力したEUに感謝している」と述べました。
ローハーニー大統領は25日月曜、高等使節団を率いてイタリアを訪問しました。
この訪問には、イランの経済活動家100人以上が同行しています。